先輩紹介 – case3


制作部 プロデューサー
1998年入社

制作部 プロデューサー
1998年入社

【略歴】
「A列車で行こう2001」(PS2)/アシスタントプロデューサー
「ネオアトラス3」(PS2)/アシスタントプロデューサー
「受託業務(アクションRPG)」(GBA)/プロデューサー
「ぼくらはカセキホリダー」(DS)/開発プロデューサー
「スーパーカセキホリダー」(DS)/開発プロデューサー
「A列車で行こうDS」(DS)/プロデューサー
「受託業務(ACT)」(PS3)/プロデューサー

仕事内容

・企画書、仕様書の作成
・事業計画、販売販促計画の策定
・プロジェクト予算管理
・見積書やスケジュールの作成・管理
・プレゼンテーションや対外折衝

プロデューサーの仕事

プロデューサーの仕事は、開発が開始されるように経営陣やクライアントに働きかけるところから始まります。企画書を書いたりプレゼンを行ったりして、その企画が開発に値する「売れる商品」となり得ることを訴えていきます。自分で考えた企画だけでなく、ディレクターなど他の人が考えたものを企画書にまとめたりプレゼンしたりする場合もあります。
企画が承認されたら、開発チームを編成し開発計画を立てます。予算や開発期間など、開発決定時に決められた条件にそって、予算配分やメンバーの人選、参加タイミングを決め、スケジュールを決めていきます。社外に協力を求める必要がある場合は、どのような人または会社にどのような条件で業務を委託するかについても検討します。
開発中は、予算や開発工程、クオリティを管理し統括していくことが最も重要な仕事となります。
計画通りに開発が進んでいるか、求められる品質を達成できそうかを常にチェックし、どこかに遅れが生じたり、このまま進めても狙った品質にならないと考えられるときは、原因がどこにあるのかを探り、問題解決をはかっていきます。
自社発売タイトルの場合は、解説書などの印刷物制作やプロモーションの統括も行います。
イベントやキャンペーンなど商品の魅力を増すためのしかけづくりや、商品の魅力を広く伝えるための広報、広告活動を計画し、進めていきます。

仕事をしていて嬉しいと感じたこと

開発が完了し、ゲームが晴れて商品となる瞬間は毎回嬉しいものですが、その商品の売れ行きがよければ、喜びもひとしおです。
商品を買ってくださったお客さまがブログやレビューなどに書かれている感想などは、いつもドキドキしながら読んでいます。
開発チームで特にこだわってがんばった部分を評価してくださるような書き込みを見つけると、特に嬉しいです。
あるとき同僚の一人が、たどたどしい字で「ぼくがほしいのは○○(当社で開発したゲーム)です」と書いたサンタさん宛ての手紙の写真をweb上で見つけてきたことがあり、そのときは「この仕事をしていて良かった!」と皆で感激しました。

嬉しかった上司の言葉

息子を出産したときに上司に報告の電話をしたところ、挨拶もそこそこに「で、いつ復帰できるの?」と聞かれました。出産後、自分は職場に戻れるだろうか、戻った後も職場で必要としてもらえるだろうかと不安で一杯だった時期でしたので、上司のその質問は、実はどんなお祝いの言葉よりも嬉しかったことを覚えています。

ゲーム開発会社への就職を考えている方へのメッセージ

ゲーム開発会社はたくさんありますが、以下の理由で私はアートディンクをおすすめします。

・業務の中に占めるゲーム開発の比重がかなり高いので「とにかく開発したい!」と思っている人には特におすすめです。新人と言えどもすぐに現場に配属され、実務を満喫しながら仕事を覚えてもらうことができると思います。

・アートディンクでは自社開発販売と受託開発の両方を行っています。
自社開発販売は、自社で開発したオリジナルのゲームを自社で販売すること、受託開発は、別の会社からの依頼を受けてゲームを開発することです。自社開発では、オリジナル企画の立ち上げからお客様の手に渡るまでのすべてを経験できますし、受託開発では、人気アニメなどを原作とする有名タイトルの開発に関わるチャンスもあります。

・風通しが良く、一人一人のがんばりが評価されやすい会社です。
アートディンクには、立場に関わらず意見を交わして良い提案は積極的に取り入れていこうとする雰囲気があります。また、どのプロジェクトも優秀なメンバーを確保しようと必死なので、社内で「いい仕事」をしている人は自然と評価されるようになっています。

・(私見ですが)「愛」と「こだわり」を重視する会社です。
良いゲームからは開発者の「愛」がにじみ出ていると感じたことはありませんか?アートディンクでは、このような開発者の「愛」を強みと捉え、ゲーム作りの場で存分に発揮してもらっています。熱く語れるほど何かにのめり込んだことがある人は、ぜひゲーム作りでも愛を炸裂させてもらえればと思います。

将来の夢

同僚やクライアントさん、ユーザーさんたちから指名されるようなプロデューサーを目指したいです。
欲張りかもしれませんが、「あの人と一緒に仕事がしたい」、「あの人が担当したプロジェクトなら安心」、「あの人が関わったゲームなら買ってみようか」、そんな風に思ってもらえるプロデューサーにいつかなりたいと思っています。

とある一日のスケジュール

 06:45 起床
小学生の息子を起こし、登校準備を手伝う。
 08:00 息子を送り出した後、夫婦でコーヒーを飲みながらほっと一息つく。
 08:30 洗濯や夕食の下ごしらえなど、その日の気力に応じて家事を少し。
 09:30  身支度を整えながら、メダカやヤドカリの餌やり。
 10:00 自宅出発
 10:30 出社
メールチェックや資料作成など。
 12:00 昼食を食べながらボードゲームで遊ぶ社内サークルに参加。
 13:00  受託案件の依頼主と会議
 15:00  社内会議
依頼主の要望などをチームメンバーと共有し、今後の対応などを検討。
 16:00  企画書作成
 19:30  会社出発
 20:00  帰宅
早めに帰れた日は家族そろって夕食を食べるが、夫が先に息子と夕食を済ませておいてくれることが多い。
手早く夕食をすませ、息子の勉強をみる。
 21:00  息子と一緒に遊んだりテレビを見たり。
 22:00  入浴後、夫と交替で、息子が寝つくまで本を読み聞かせる。
 22:30  録画しておいたテレビ番組を見たり、ゲームで遊んだり。
運動不足解消のためにステッパーを踏むことも。
 01:00  就寝

休日の過ごし方

週末は、家族で外出することが多いです。なるべく親子で一緒に楽しめるような場所を探して出かけるようにしています。最近は土曜日に息子のお友だちが家に遊びに来ることも多くなりました。子供たちが遊んでいる様子や会話などから、思いがけず仕事のヒントを得ることもあり、よい刺激になっています。