モデル作成モード
モデル作成モードでは、モデル作成に便利な様々な機能があります。ここでは、実際にいろいろなモデルを作成しながら搭載された機能の一部を見てみましょう。
FUNCTION 直方体や球などの基本モデルをラクラク作成
POLY-CRAFTでは、直方体や球体などの基本的なモデルをすぐに作成できる機能がついています。これらの基本図形を組み合わせたり、変形させることで様々なモデルを作ることができます。ここでは描いた断面図を回転させたモデルを作成してくれる「回転体の作成」をつかってUFOをつくってみます。
回転体の作成

断面図を描画 → 回転体
回転体作成機能とは、断面を描画エリアに描くことで、指定した軸にそって回転させた形を作成してくれる機能です。左の写真のような断面図を描くと、右の写真のようにUFOの大まかな形を作成することができます。

基本図形の球を使う

半球体 → ufo
このほかに球などの立体も簡単に作ることができます。球を作成して半分にしたものを用意しておき、先ほど作成した回転体につけることでさらにUFOらしくなります。



FUNCTION 意外に便利な「押し出し」と「面の派生」
すでにあるポリゴンモデルの面を押し出すようにして新しくポリゴンを作る「押し出し」やポリゴンを構成する「辺」(ここではラインと呼びます)から新しく面を引き出す「面の派生」といった機能も搭載されています。文章だけではわかりにくいので、直方体からシャトルの様な形を作りながら説明しましょう。
押し出しをつかって機首を作成

立方体を用意 → 機首を作成
まずは、上手に押し出しを使ってシャトルの胴体を作ることにします。基本モデルの作成を使ってシャトルの胴体となる直方体を作成します。直方体の一面を選択してベベル押し出し(台形状に押し出す機能)を使って面を押し出すと右の写真のように先がすぼんだ機首の様な形を作ることができます。

面の派生で翼を作る

左の翼を作る → シャトル
次は面の派生を使ってみましょう。一つの辺から三角面を引き出す「三角面の派生」を使って胴体の部分から左の写真のように三角面を派生すると、シャトルの翼を作ることができます。この作業を両側に行なうことで、シャトルの大まかな形となります。



FUNCTION 編集方向の制限をうまく使う
編集方向の制限をかけることで、拡大縮小や移動によるモデルの変形が行ないやすくなります。
編集方向の制限

直交座標 縦長球 ローターの取り付け
POLY-CRAFTではこのように「X軸、Y軸、Z軸」が設定されています。この各方向に移動や拡大縮小の制限をかけることができるようになっています。 例えば、Y軸の方向にのみ、拡大縮小を行なうようにすれば、縦に長く伸びた球を作ることができます。 また、このようにヘリコプターのローターの位置の調整では、Y軸にのみ編集を可能な状態にすることで、高さの調整のみ行なうことができるようになります。

その他にも…

その他にもモデルの作成モードでは、片側のモデルを作ることで左右対称にコピーしてくれる「鏡像の作成」やモデルを写真に取るようにテクスチャーを作成する「スナップショットなどの機能が盛りだくさんです。これらの機能をうまく使っていろいろなモデルを作ってみましょう。


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