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歴史年表
2005年 地球衛星軌道上に各国協力による衛星基地が建設完了。
2015年 5大国協力によって初の月面基地が建設される。
2031年 国際連合が世界連合に名称変更。常任理事国にアメリカ、ヨーロッパ、中国、ロシア、日本、アフリカの6大国が決定。
2041年 中国人技術団によってテラフォーミング技術が発表される。
2050年 6大国協力により火星のテラフォーミング計画が開始される。
2060年 アメリカにより木星の「太陽化」が開始される。
2062年 アメリカにより木星の3衛星のテラフォーミング計画が開始される。
2096年 12月に、地球で常任理事国を巻き込む国際紛争が勃発。地球の荒廃化が進み、人類の大半が死滅する。
2105年 戦後復興により、月、火星への移民がさかんになる。
アメリカ政府首脳陣の一部が火星に移住、自治府を設置する。
2106年 木星圏の開発計画権が、世界連合から火星自治府に移る。
2109年 火星が独立国となり、世界連合に加盟する。首都はニューヒューストン。
2113年 世界連合、地球連合に名称変更。
常任理事国に火星が加わる。
2124年 各国軍を中央統制する、地球連合軍が組織される。
2132年 資源採掘用ロボットの汎用性に注目が集まり、軍事面での研究も始まる。
2139年 木星の「太陽化」完了。
2140年 木星の3衛星のテラフォーミング完了。
2150年 火星のテラフォーミング完了。
2155年 火星政府、アステロイドベルト区と木星の3衛星の統治権を取得。大々的に資源採掘を開始。木星圏への労働移民が活発化する。
2164年 地球内の地域紛争で 無人機動兵器「OKE」 が初めて投入される。
2179年 木星圏の人々の劣悪な環境での生活が社会問題となる。
2188年 クラウナン事故発生。OKEの暴走により施設が破壊される。生存者なし
2186年 アメリカ下院議員エリネス・ハンシーらによる木星視察。その実態を確認し、火星政府に改善要求を提出。火星政府はその要求を無視。
2192年 エリネス・ハンシーの乗った宇宙船が事故に遭い、乗員全員死亡。暗殺説流れる。ハンシー派の人々は主たる活動場所を木星に移し、火星への要求運動を続ける一方、木星人たちの意識改革をはかる。
2198年 7月、アステロイド動乱勃発。ハンシー派はこれに参加、アステロイド人たちの指導者として、軍人ジャスパー・ラックを派遣する。
2200年 木星圏の統治権が、地球連合理事局に移る。
 テラフォーミング技術の発展により地球外へとその版図を広げた人類は、月、火星にその居住地域を広げています。
太陽系
木星の「太陽化」により、木星の3衛星「カリスト」、「エウロパ」、「ガニメデ」、にもテラフォーミングが施されます。
しかし、 その豊富な地下資源に対して食糧の自給自足が出来ない事から、木星圏は長きに渡って火星の統治下に置かれていました。
その不満は「2198年・木星の叛乱」事件と言う形で表面化し、木星圏を戦乱に巻き込みました。 戦乱は多くの犠牲を出しながらも 木星方面軍のOKE部隊 により鎮圧され、戦乱は一時的に収まりました。
そしてこの闘いの結果、 木星圏の統治権が火星から地球連合に移り、その圧政が軽減される形で終結します...。
しかし、未だ植民地としての感は拭えない状態が木星には残っています。 この意識は火星と木星の間に漂うアステロイドベルトに住む人間、 アステロイドベルター達にも深く根ざしており、木星圏の人間と共に、地球圏・火星圏への反感がつのっています。


そして2204年、火星の辺境クラウナン地区にて再び戦火が上がり、新たな事件の始まりを告げます。

◆ZEUSⅡストーリー・序章◆
主人公グラハムは木星叛乱事件で命を落とした母、ベッチナ・カウニッツの遺書を受け取ります。そこには自分が母の本当の息子ではなく、亡き父ウォルターのクローンであることが記されていました。 母の死、母が自分の本当の母ではなかった事実、そして己がクローンという人工的に造られた存在であること。衝撃を受け、自分の存在に苦悩しつつも歳月は流れ、それから4年後、グラハムは16歳となります。わずか16歳にして軍の士官学校を優秀な成績で卒業したグラハムは、士官学校で知り合ったジョン、トムと共に火星の前線基地に送られ、ブラポ大尉の命令されるままに初のの実戦をおこないます。 マーク・グラント大尉(前作主人公)、キリング、ラミアムといった前作に登場した人々との出会いや、ライラ・スチュアート、アンナ・ボーソン、ニラーダ・テサワといった美しいヒロイン達との出会いの中、グラハムは自分の存在というものを確認してゆきます。