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客室1
ぴょん&ゴメ 連載第2回目でございます。
ゲームの根本を鋭く(?)迫るお話のようですな。
みげる
第2回
~画期的な航海術篇~

信じる・信じない
ピョンちゃんしかしさぁ、大航海時代をテーマにしたゲームっていくつかあったけど、『ATLAS』のゲームシステムは画期的だったよね。
ゴメちゃんそーでっか?
ピョンちゃん"信じる"、"信じない"っていうゲームシステムは、相当すごいよ。
ゴメちゃんああ、我々が探検してきた結果報告を、信じるか信じないかという、あの選択肢やね。そんなこと突然言われたかて、このゲームをやっていない人にはわかんないんちゃうんか? ちょっと説明しなはれ。
ピョンちゃんとにかく大航海時代のころの話だからね。地球が丸いかどうかってことだって、実際は誰も証明していない時代でしょ。っていうか、これから証明されていく時代なんだけどね。
ゴメちゃんそれまでは、世界を一周するなんてことは、考えにも及ばない時代ってわけやろ。遠くへ航海する術だってないしなぁ。
ピョンちゃんていうことはだよ、その船で世界中好きなとこへに行けるかどうかの保証も当然ないってことだね。
ゴメちゃんそーやろなぁ。当時彼らの持っていた世界観は、ヨーロッパ周辺とアフリカのごく一部でっしゃろ。世界中に様々な人が住んでるんやけどね。
ピョンちゃんちょうど『ATLAS』のスタートするマップが当時の人たちの世界観を現わしているんじゃないかな。
ゴメちゃんなんかわしらって、マンガはじめて物語みたいやなぁ。
ピョンちゃんじゃーモグタン、大航海時代に行ってみよう……。って、行けないよ。
ゴメちゃんだからわしら『ATLAS』をプレーするんちゃうんかなぁ。
ピョンちゃんそそ。その未知の世界へ旅立ち、世界の見聞を広め、海の向こうはどーなってるのかを調べるのが我々の仕事なんだね。
ゴメちゃんつまり、『ATLAS』はあの時代の未知の世界を体験できるゲームってことになるんやろなぁ。
ピョンちゃんそーなんだよね。たとえばマルコ・ポーロの『東方見聞録』なんかはいい例だよね。あれに書かれていたことって、ほとんどがお伽噺のようなもんだったんじゃん。
ゴメちゃん黄金の国、ジパングね。そういう時代ですな。
ピョンちゃん未知の世界を、探検に行った人たちの主観で当時の世界観を確定していったんだよね。それがあの時代に作られた世界地図だったんだ。
ゴメちゃんそう。だから、探検に行った人たちの報告を信じるか信じないかによって、その時代の世界地図の大枠は決まってくるという話やんか。それが大航海時代の、実際に航海へ行っていない人たちの持てる世界観や。
ピョンちゃん東方には、黄金の国がある。それを信じたとすれば、その世界地図に黄金の国ジパングはしるされるということだね。
ゴメちゃんもう、まんま『ATLAS』のゲーム世界やんか。な、そうなると"信じる"、"信じない"によって、世界地図が変わるのはあたりまえやん。あれ、最終的にできあがった世界地図もホンマの世界やと思とたら、痛い目に会うで。ま、わてら船長の言葉を信じるなとは言わへんけどやな、中には、やっぱり大袈裟な報告もあるやろ。
~黄金のジパング伝説~
金の寺院 すべて金で作られた寺院。
黄金の竹馬 黄金の竹馬・雨降りに足が汚れぬようにする歩行道具で、黄金の馬の首像が上部にすえつけられている。変わらぬ友情を表すものらしい。
金歯 純金の歯
黄金魚 金色をしたフナで観賞用として海の向こうにあるという黄金の兄弟都市から献上されたと記録に残っている。
ピョンちゃんいいね。だんだん航海したくなってきたね。どうだい、ちょっと本当の時代の大航海時代と、今までの『ATLAS』で体験できた大航海時代を覗いてみないか?
ゴメちゃんうまく話が進みすぎやな。これ。

つづく

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