都市鉄道や産業が都市の発展にどんな影響を与えるかがわかると、街づくりはもっと楽しくなります。このページでは『A列車で行こう2001』をより楽しんでいただくための、ちょっとした遊び方のコツをご紹介します。
都市をより発展させるには
 駅と駅を線路でつなぎ車両を走らせるだけでもある程度都市は発展しますが、都市をより大きく発展させたいならば、駅の周辺に産業を誘致しましょう。誘致できる産業は「工業」「住宅」「商業」「観光」「農業」の5種類。誘致と言っても難しいことはありません。駅周辺の土地を指定して、誘致したい産業を選ぶだけでOKです。ただし誘致には費用がかかりますので、一度に広い範囲を誘致するのではなく、都市の発展度合を見ながら少しずつ誘致する範囲を広げていくと良いでしょう。
誘致誘致する範囲は、少しずつ増やしていこう。既に発展が進んでいる場所に誘致する場合は、より多くの費用がかかるので慎重に。
産業を誘致する際のコツ
 広い範囲をひとつの産業で塗りつぶしてしまうような誘致のしかたは、あまり得策ではありません。現実の世界と同様、コンビニが一軒も建っていないような住宅地や工業地は『A列車で行こう2001』の住人にとっても不便なのです。都市をより発展させるためには、コンビニや公園などが建つための余地をところどころに残しながら誘致していくのがコツです。
公園コンビニ工場で働く人々がちょっとした買い物をするためのコンビニや、住宅地に住む人々の憩いの場となる公園などは、できるだけ残すようにしよう。
産業どうしの相性
 産業を誘致する際には、近隣でどんな産業が発展しているかを見ることが大切です。例えば工業が発展中の駅の近くでは、工場で働く人たちが住む場所を求めているので、住宅を誘致すると発展しやすいでしょう。ただし工業地から近すぎる場所に住宅を誘致しても、人々にとっては住みにくい住宅地となってしまいます。このように、産業どうしには相性の良し悪しがあります。相性が悪い産業どうしは、なるべく離して誘致するなど工夫をしましょう。
産業間の相性左の図では「相性が悪い」産業どうしの組み合わせは赤、「そこそこ良い」は緑、「非常に良い」は青の線で示されています。
駅間の連絡を工夫しよう
 都市が大きく発展するためには、人々にとって便利な鉄道網が敷かれていることが重要となります。いくつもの駅が有機的につながり、さまざまな目的を持って鉄道を利用する人々が、それぞれに目的を果たせるようなダイヤが設定されていなければならないのです。
 右の表は『A列車で行こう2001』の住人たちの希望を、目的別にまとめたものです。住人たちの希望をかなえることのできる便利な鉄道網の構築に、ぜひ挑戦してみてください。
通勤: 朝出勤して夜帰宅したい。通勤時間は短い方が良いが、職場と自宅が近すぎるのは嫌。
買物: 家から繁華街まであまり時間をかけずに行けると便利。夜は遅くならないうちに帰宅したい。
行商: 農産地から行商する街までその日のうちに辿りつくことができると嬉しい。
都市の発展に不可欠な資材供給
 産業が発展しはじめると、都市は大量に資材を消費するようになります。何もしないで放っておくと資材不足になり都市の発展が停滞してしまうこともあるので、できるだけ早く資材を供給してあげましょう。
 資材は工業地帯で生産されます。工業地帯の近くに貨物駅を設置すると、生産された資材は自動的に貨物駅に貯蓄されます。一方、資材を必要としている都市は近くの貨物駅にある資材を消費するので、供給先の近くにも貨物駅を設置します。あとは貨物路線で資材を運べばOKです。
貨物駅資材を運び出したい駅のダイヤは「積む」、資材を届けたい駅のダイヤは「降ろす」に設定することを忘れずに!

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